[コメント] SUPER 8 スーパーエイト(2011/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
『激突!』から始まって『ジョーズ』も『未知との遭遇』も『E.T.』も『ジュラシック・パーク』も、最近だと『宇宙戦争』も、スティーブン・スピルバーグの映画の原点は基本的に皆同じ。
とにかく見せないこと。
見えそうで見えない。
これってアルフレッド・ヒッチコックの手法なんですね。
だから、この映画を見ていると、
「相変わらずやっとるなぁ。」
これが私の感想です。
しかしながら、このところビッグネームな俳優(トム・クルーズとかトム・ハンクスとか)と縁があって作られた映画と大きく違うところ1は、ほとんど無名の俳優、しかも子役を上手に演じさせたことですね。
今回の子役の皆さんは本当に素晴らしい演技でした。
子役というと『E.T.』が最も印象的ですが、今回の子役たちは、自らの愛情を実現するために、必死に大人になろうとする姿勢が魅力的ですね。
内容はまぁこれまでの多くの映画から逸脱するものではありません。
『第9地区』のような世界であったり、『エイリアン』のリメイクだったり、いずれも特別に新鮮なものはありません。
しかし、過去のどの映画とも違う点は、カメラが子どもたちの表情に思い切り寄って、その表情の変化を見逃さなかったことでしょう。
逆説的に言えば、この物語をエイリアンよりにカメラを据えるという戦略もあったはずですが、敢えて人間に目を向けた点が大いに評価できますね。
感動しました。
2011/6/25 ユナイテッドシネマ豊島園
(評価:)
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