[コメント] ペーパーボーイ 真夏の引力(2012/米)
エログロ炸裂も、どこかファンタジックな青春残酷物語。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「プレシャス」よりもこっちの方がしっくりきた。「テキサス・チェーンソー」系の血も凍るリアルさを想像していたが、メイシー・グレイの語りとモータウン、ディスコサウンド鳴りまくりでむしろ軽妙な感触すらあり、陰惨な話も白昼夢のように浮遊感がある。 マシュー・マコノヒーがレイプされたシーンでバックに流れるのはヒップホップにもサンプリングされるローラ・リーの“Crumbs Off The Table”。激ヤバな場面にホランド・ドジャー・ホランドを被せてくるセンスが堪りません。ザック・エフロンのブリーフ1枚でのレインダンスも最高でした。 終盤でのジョン・キューザックのマチェーテ使いは音楽も止めてマジに怖かった。それでもラスト、大物2人の屍体をボートに乗せて沼を走る引きの画は「地獄の黙示録」並みのシュールさ。 変態・異形を盛り込みつつリアルにもファンタジーにも料理する振れ幅がすごいです。
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