[コメント] マン・オブ・スティール(2013/米)
スーツといい画作りといいビジュアルは文句なしにかっこいい。クライマックスの激闘は『ドラゴンボール』を真面目に映像化したらこうなるだろうなといくらいスーパーマンとゾッドがあちこち壊しまくる。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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あまりに被害規模がでかすぎて「お前の愛する地球人を殺してやる」「そうはさせない」というやりとりが白々しく聞こえる。周りに甚大な被害が出ているのにあんまり気にしてる素振りがない、というか自ら壊しまくってるし(笑)。ロイス以外の人々を助けるシーンがさほどないのも痛い。
スーパーマンの能力の再現では今作が抜きん出ている。特にトレードマークの飛行シーンはシビれるほどかっこいい。飛び立つときや加速する際に気流を発生させるのがツボ。特に凄かったのはビルの合間を猛スピードで飛びながら戦うゾッドとの空中戦。
ヘンリー・カビル(カヴィル?)のクラークはブルースみたいに自分の使命に悩み、やたらと叫ぶ。よくも悪くも人間臭くて青い。養父ジョナサンに「仕返ししても気分は晴れないぞ」とか言われてたのに、酒をかけられたトラックの運ちゃんに思いっきり仕返しをするクラーク・ケント33歳に閉口・・・。
2人の父親、ラッセル・クロウとケビン・コスナーはさすがの好演。特にケビン・コスナーは出番が少ないものの情感たっぷりの演技で強い印象を残す。
新たな始まりといった感じの終わり方は好き。33歳学歴なし(多分)職歴なしでどうやって入社したのか疑問が残るが。
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