[コメント] 太陽の墓場(1960/日)
夕陽に照らされた貧民街のバラック群のノスタルジックな奇観。そこに生きる人々は分不相応な欲望によって死と隣り合わせに生きている。その中でチンピラになり切れない若者・佐々木功の子犬のような瞳がなんとも哀しい。しかし、ラストは…。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
凄惨そのものである。登場人物のうち生き残ったのは炎加世子くらいだとは!生きるために汚い仕事に手をそめた父親は、それをバラされた途端手榴弾で全てのカモたちを吹っ飛ばす!いささか漫画的なオチのつけ方だが、『青春残酷物語』を凌駕する瞠目すべき終幕であった。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (3 人) | [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。