[コメント] それでも夜は明ける(2013/米)
とにかく重い、のだが、この重さは偽悪的に創出されたものではなく、人間という生き物の残虐性や愚かさを暴くだけの現実味を感じさせるところに本領がある。豊穣な大地、広い青空、にもかかわらず鬱々とした空気が充満している。その再現が凄い。
映像的には、時折挟まれる長回しが印象深く、独特の効果を発揮する。特に、絞首されたキウェテル・イジョフォーが放置されたまま、背景で他の奴隷たちが何もなかったかのように働き出す画の異様さ。
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