[コメント] 愛の亡霊(1978/日=仏)
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映画を見終った人むけのレビューです。
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『愛のコリーダ』に引き続いて藤竜也が見事な存在感を示すが、特筆すべきは吉行和子の肉感だ。この人がこんなにエロティックだとは思ってみなかった。また、田村高廣がただ座って酒を呑んでいるだけで背筋がゾクゾクする。それは幽霊としての怖さの感覚とは少し違うかも知れない。死者であれ生者であれ何を考えているのか判らない、得体の知れない怖さの表現(見せ方の演出)が際立っている例だと思う。(そういう意味でノッペラ棒のカットはこれ見よがしな恐怖演出で少々興ざめだ。)
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