[コメント] ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
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まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
映画の最初、メロウなシンセの音がする...これはもしかして 10cc の "I'm not in love" じゃね?と思ったら果たしてその通りで、以降この映画のBGMは70年代のヒット曲オンパレードとなった。
トム・クルーズとキャメロン・ディアスの "Knight & Day" でまさかホール・アンド・オーツの "Private Eyes" が聞けるとは思ってなかったってのと同じくらいびっくりしたオープニングだった。
その後もランナウェイズの "Cherry Bomb" が流れたりと、オッサンにはたまらないBGM展開となったわけだが、最後にこれまたジャクソン5の "I want you back" で締めるとか、もうなんと言っていいかたまらない音楽演出にぶっ飛ばされた。
まあ、出だしが出だしだけに、音楽のコトばっかり気になってしまったわけだが、お話自体は原作を全く知らないために十分理解出来ていないところもあるかも知れないものの、「義侠心」とか「義を見てせざるは勇なきなり」みたいなのが西洋の人にもちゃんとあるんだなという所が面白いなと思った。
お笑いの部分については日本人にはわからないところが多いようで、私も全く笑える部分がなかった部類だが(まあ初代のウォークマンが出てくるとか、ヴィン・ディーゼルの声で "I am Groot." としか言わないけど、アライグマには何を言ってるか通じているみたいな「オバQのO二郎」的ベタな部分はともかく)、銃を受け取ったアライグマが "Oh! Yeah!" と言う辺りで外人から笑いが起きていたのは全く意味が分からずおいてけぼりを食ったわけだが、ギャグ意図はちょっと日本人には通じにくいものがあった。
ちなみに、エンドロールで出てきた音楽のタイトルは下記のとおり:
I'm not in love
Go all the way
Hooked on a feeling
Cherry bomb
Ain't no mountain high enough
Come and get your love
Mad scene from "Lucia di Lammermoor"
Escape (The Pina Colada Song)
Fooled Around and Fell in Love
Ohh child
I want you back
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