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[コメント] 何が彼女をそうさせたか(1930/日)
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★3現存版は、序盤と終盤が欠落しており、挿入字幕でのみ説明される。それ以外にも、冒頭の(後から付け足した)クレジットに記載されていた小島洋々はどこにも出ていなかった。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★4傾向映画の代表作らしいが、今ではよく有る面白い物語。その嚆矢と言える。世の中が、それ程プロレタリアート化、民主化して来たということか。舞台より実写の良さを生かした撮影が良い。高津慶子の大きな目、可愛い八重歯が印象に残る。 (KEI)[投票]
★4同棲時代を除き、全編ほとんど笑顔を見せない「不安」が張り付いたような高津慶子のアップと、世の中の「悪」を凝縮させた獣か妖怪のような、凄まじい面相の男どものアップ。その切り返しが推進力となって流転物語が爆走する。これぞサイレント映画の醍醐味。 (ぽんしゅう)[投票]
★3バストショットをどちらから撮るのか自覚的で高津慶子を真正面から捉えたショットなど可笑しく、特に後半はドタバタとして面白いところがある。しかし敵方は悪い人だらけという前提は脆く(いい人もいるんだから)、傾向映画の限界は今観ると明らか。 [review] (寒山拾得)[投票]