[コメント] 宇宙からのメッセージ(1978/日)
何かにつけ『スター・ウォーズ』を引き合いにして語られるこの映画だが、例えば姫に関してなら、圧倒的にこちら側の勝利であろう。
まさに「エッちゃんきゅ〜」な快作!
いや、とにかく、70年代特撮テレビシリーズを見て育った世代の自分には、なんとも楽しい映画だった。まず全然飽きる要素がないし、アナログであれだけの特撮が撮れるなんて! と大興奮。ていうか、この日本にこんな映画があること自体が奇跡だとも思った。それを一刀両断のごとく斬り捨てるなんて、自分にはできない。
確かに『スター・ウォーズ』は素晴らしい映画だ。自分も大好きである。しかし、この映画にはこの映画なりの素晴らしさ、楽しみ方がある。
だいたい『スター・ウォーズ』の役者が地顔に銀塗りしてるか!? それも成田三樹夫だよ! これって例えばトミー・リー・ジョーンズがバカ殿やるようなものだよ(違うかもしんないけど)。その役者根性を認めずにはいられないだろう!?
改めて深作欣二のアナーキズムに乾杯!
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