[コメント] 私はあなたのニグロではない(2016/米=仏=ベルギー=スイス)
ジェームズ・ボールドウィンという存在を知れたことに感謝。物腰柔らかでいて、あの時代に国家を、白人をこき下ろしていることにも驚くが、どう伝えれば聴衆が考えてくれるかに重きを置くスピーチの見事さが印象に残る。表情や仕草も独特で目が離せない。
また、ジェームズ・ボールドウィンがハリウッド映画から多くの影響を受けて育ったことで、静止画のみならず数多くの映画のアーカイブが挟まれる。その多くは、黒人差別という点等で批判的に紹介されるのだが、良くも悪くも映画紹介映画としても楽しめる内容だった。
個人的に観たいと思ったのは、「暗黒街に踊る(1931/ハリー・ボーモント)」「ゼイ・ウォント・フォーゲット(1937/マーヴィン・ルロイ)」『パジャマゲーム』『手錠のまゝの脱獄』『招かれざる客』『ソルジャー・ブルー』。
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