[コメント] れいこいるか(2019/日) - 更新順 (1/1) -
| 元夫婦の２０数年に渡る関係性の数奇な変遷を多彩な人物群を混え語る一大叙事巨篇なのだが何分予算は３００万。それが又世知辛くも作品世界と適合。年月は忘れ難くとも悲しみ苦しみ怒りを希釈させてく。あるのは今であり明日。そんな日々を生きてくことだけ。 (けにろん) | [投票] | |
| まずは良い点。このような題材なのに、回想やフラッシュバックなし。どんどん時間を経過させる構成だが、説明科白はほとんどなし。そして、あからさまに悔悛してメソメソする場面もなし。しかし、寂しさを押し殺した笑顔と、ひょうきんさが溢れている。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
| 阪神淡路大震災で悲劇に見舞われた方には、すでに多くの追悼がなされただろう。本作は取りこぼしを拾い集める。悲喜劇に見舞われた者を追悼する。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |