[コメント] エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022/米)
映画館に入場するときに、曼荼羅図みたいなオリジナルポストカードを貰ったんだけど、まさに曼荼羅図みたいな映画。
マルチバースにぶっ飛んでからは、話の筋を追うのもバカらしくなってくる。法則の一貫性を無造作に無視して突き進んだところが、この映画の成功要因でもあり、どうも傑作として認めたくなくなる所以でもあろう。
ジェイミー・リー・カーティスの怪演には嬉しくなってくるし、足で弾く「月の光」には失笑とともに感動したし、「岩」の会話も悪くない。
コインランドリーと裏の家屋の造形は気に入ったが、離婚届の件りや母娘の確執は、感情喚起が十分に施されないので響かず。
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