[コメント] 崖上のスパイ(2021/中国) - 更新順 (1/1) -
目的は明示される。手段がほぼ全編にわたり不明である。この前衛的な構成によって劇中人物たちは手持ち無沙汰に陥り、マンガのような洋館で食って寝るだけの喜劇をやり始める。リウ・ハオツンも場違いの感が甚だしい。 [review] (disjunctive) | [投票(1)] | |
最初の内は男優の区別がつかなくてちょっとわかりにくいところがある。しかし古典的なスパイ技術を駆使して虚実ない交ぜ、敵味方入り乱れてのスパイ合戦には、今日日、新鮮な、ゾクゾクするような緊張感があって楽しめる。 [review] (シーチキン) | [投票] | |
『ワン・セカンド』組主戦に列車での応酬から書店での待ち伏せに至る前半の佳境を単線的に熟したイーモウは、中盤以降に物語を分岐させる。搦め手から出てきたユー・ホウェイの丹波チックな居住まいはラストに至って『Gメン75』に近似する。 (けにろん) | [投票] | |
チャン・イーモウの生き抜く術。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] | |
[ネタバレ?(Y1:N0)] 実を云うと、ご多分にもれず、私も主に『ワン・セカンド』で「リウの娘」を演じていた【リウ・ハオツン】目当てで見たということをまず最初に告白しておこう。さて、冒頭は雪降る森林に降下する落下傘の真俯瞰ショット。 [review] (ゑぎ) | [投票(3)] |