[コメント] 復讐するは我にあり(1979/日)
殺しながら生きる男(緒方)が吸い寄せられるようにたどり着く、まさにドン詰まりの宿の母娘(清川・小川)の閉塞感。情欲を封じられた男(三国)と女(倍賞)の視線が発散するエロス。今村と姫田によって、映画に重層的かつ濃密に人間の業が塗り込まれている。
(ぽんしゅう)
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