[コメント] 人間の條件 第5部死の脱出・第6部曠野の彷徨(1961/日)
シリーズ最終作という事で、それなりの盛り上がりを見せるが、着地点を見失ったかのようなラスト。新珠三千代の笑い声も、あざ笑ってるかのように聞こえる。崇高と言えば、言えなくもないが。['06.3.1DVD]
岸田今日子、中村玉緒、高峰秀子らは、出てくるだけで目を引く演技はさすがだが、特別出演の粋を出ないような扱いで勿体無い。
しかし、この梶という役は役者にとって、それはそれは遣り甲斐のある役だろうなぁ。
演じた仲代達矢は、製作された当時27〜29歳なのだから凄過ぎ。
今、こんな演技を出来る20代後半の役者がいるだろうか?
仲代の演技を見るだけでも、価値はある。
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