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[コメント] 緑の光線(1986/仏)

微妙〜にヤなヤツな主人公が何ともリアルで生々しいっ。自分も結構こんな感じかも…。因って共感しまくり。
埴猪口

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







でもあまりにもデルフィーヌに共感できるが故に、まるで自分を見せられているようでショッキングでもある…。

でもでもラストには多少救われるし、世の中にはデルフィーヌタイプの人がけっこう存在するのを知ってちょっと安心…。

最後に駅で声をかけてくる青年についてですが、あれは彼女の外見ではなくて内面、興味の対象に関心を持ったから、彼女も心を開いたという事でしょうが、あのエピソードは少し安易な気がしましたが…。ドストエフスキーは単なる話し掛けるきっかけに過ぎない場合もあるのではないでしょうか?読んでいる本にしろ、身に着けている物にしろそれをダシにするのは普通のナンパでもよく使われると思います。あ、こんな事考えてるとまた彼女のその後が心配になってきてしまう…。

ちなみにバカンス文化ってちょっと憧れます。きっとこの為に一年働いてんだろうなぁ。そりゃぁ充実したバカンス過ごすために必死になるわ。誰と何処で何して過ごすかによってステイタスが見えるのかも。デルフィーヌじゃなくても見栄張っちゃうな。

何かめちゃくちゃ取り留めのない感想文になってしまいました…。すいません。。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)ジェリー[*] よちゃく[*]

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