[コメント] 遥かなる山の呼び声(1980/日)
北海道の大自然を網羅した、高羽哲夫さんのカメラが素晴らしいのひとこと。この作品はシネスコ、ゆえにハイビジョンで観るともっと凄いんだろうな。レビューは気付いた点を1点。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
健さんが遂に出てゆくと、倍賞千恵子さんに告げて、その晩に牛が病気で大変なことになる場面のこと。その急を健さんが倍賞さんに報せに、決して中には入ることのなかったドアを慌ててノックする。そしてドアを開けた倍賞さん、何故かなにも聞かず、健さんを見るような見ないような表情で、早く中に入って鍵を閉めろと言いましたよね。あの時の彼女の表情、なんだったのだろう?あんな表情は、他の倍賞さんの作品には皆無で出色でした。「なにかを女として覚悟した」ような、そんな表情だったような気がします。そのように私が考えたその理由というのは、その後の「行かないで!」と彼女が健さんにすがりついた、その場面にダイレクトに繋がっているような気がするからです。 それと人工受精士って仕事は、本当にあるんですかねぇ。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (4 人) | [*] [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。