[コメント] トラック野郎・天下御免(1976/日)
シリーズの中ではわりと展開に構成が感じられ(狙って作ったのかどうか不明。というかたぶん偶然)、話の落ち着きがいいのでおススメ。
<恋の大勘違い野郎>を演じるのが桃次郎(菅原文太)だけでなく、女性陣にも一人いる、というのは1作目でもあった構図だ。ここでの松原智恵子のキャラクター造形は精緻と言ってよく(いわゆる痛すぎるという奴)、ある意味桃さん以上に救いがない。そんなこんなで話にまとまりを感じたのかなと。
しかし、そんな風にディテールまで描いてみせる必然性はなかったと思う。
80/100(07/04/02記)
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (3 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。