ハリソン・フォードとブラッド・ピットの不仲説の詳細。

まず脚本を読んだブラッド・ピットがとても気に入り、自ら出演を決定。そして、オミーラ役には、彼の尊敬していたハリソン・フォードしかいないと交渉したのだった。

しかし、ハリソン・フォードは、「オミーラの出番が少い！」「暴力的だ！」とケチを付け、脚本を大きく変えさせたのだった。まぁ、人気に陰りの見え始めたハリソンが人気絶大なピットをやっかんでの事だったのでしょうがね。

それを聞いたブラピが怒るのは当然。途端に、やる気が無くなり、「ロケをしたいならハリソンが来い!｣てな具合。ハリソンも「お前が来るのが当然だ！」と、まるで子供の喧嘩。

これが本当かどうかは良く分からないのですが、これを聞いてから映画を見てみるとあらゆるところが不自然！

まず、「アップが多い！！！！！」

そう、二人が同じ画面に収まっているシーンが極端に少ないから、映画全体が不自然な仕上がりなのです。

一緒に車の中で悩みを打ち明けるシーンでも、一緒に写したのか怪しい程不自然なのです。 ハリソンが差し出したものをピットが受け取るシーンでも、直接手に渡っていない。カット割がされているという不自然なものなのです。

こんなもの見たって、面白くもへったくれもないやい。

ディア、ハリソン。もしあなたが完璧に悪役を演じていたら、もっと評価は上がっていただろうに…残念で仕方がありません。やはり、俳優というものいつまでもヒーローにこだわっていてはいけないのです。早く気づいてね…。

↓『ホワット・ライズ・ビニーズ』のネタバレ含む

おいおい、それに気づくのはいいが、よりによってなぜこの映画でちゃちな悪役になってしまったんだい？こんなプライドもへったくれもない悪役が出来るんだったら、『デビル』の時にやってやってもよかっただろうに…。