[コメント] サタデー・ナイト・フィーバー(1977/米)
ジョン・トラボルタの一挙手一投足のかっこよさ!
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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まさに前半はトラボルタの独壇場。ディスコなんて自分とは縁のない世界だし、私は彼らとは絶対友達になれないだろうが実際ダンスシーンには参った。新しいタイプのかっこよさを発見したような気がする。
作品全体を観ると主人公のディスコでの華々しさや陶酔感と、逆に家庭や友人を通して見えてくる彼の苦悩から成っている。静と動の対比ともいえよう。
両者のバランスはよく特に違和感は覚えなかった。自分の現状と少し似通っている為共感できる部分もある。
後半になると苦悩に重点が置かれ彼のかっこよさは次第に下降線をたどってゆく。事実、コンテストでのダンスはスローだし丁寧すぎてかっこよさは感じられなかった。
更にラストで主人公は仲間と絶縁し新しい人生をはじめたいようなセリフがあるが、これはダンスからも身を引くことを示唆しているのではないか。ダンスは彼の青春だ。その青春の終焉が見えてくるラストには少しさびしさを感じた。
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