[コメント] ディープ・インパクト(1998/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
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何度見ても「もし自分がこの状況になったら・・・」って思う。そうすると、自分にとって何が一番大切なのかって改めて気づく。
あたしはまだ未婚だから(発表する事じゃないけど)、あの彼女と同じように、たとえ「助けられる人間」に選ばれても、親と一緒に死ぬ事を選ぶ。
だから、父親と手を取り合いながら、波に飲まれる(?)シーンは何度見ても号泣もの。
それに引き換え、若い方の2人。
親が一緒にバスに乗れないから、自分も残ると言って残った彼女。 ここまではよかった。あたしもそうするよ(涙)と思った。
でも結局、リオ(だっけ?)が迎えに来て手を取り合って逃げていくって展開。
そりゃー男の方にしてみれば「何としてでも助けたい。一緒にいたい」ってゆー、いわゆる「愛」なのかもしれない。
でも、最初に彼女が「親と一緒に残る」事を選んだなら、それを受け入れるのも「愛」ってもんじゃーないんですか?って思う。
だから、あたしにはあの男の子がどーしても、自分勝手な男にしか思えないのよ。
自分はいいさ、自分も愛する彼女も生き残って両親も生きてる。
でもね、彼女はどーなの?彼女の親を失う悲しみはどーでもいいわけ?あんた自分さえよけりゃいいの?(ぜぇぜぇ)。
つーか、彼女が彼をとても愛してるよーには見えないから、よけいそう思うんだけどさ。
そりゃーね、親にしてみれば「自分はいいから子供に助かってほしい」って思うのかもしれない。
でも同じように子供だって「親に生きててほしい」って思うんじゃないのかな。
って、熱く語っちゃったけど、そう思ってなーんかあの男の子がむかつくのよね・・・。だから、イライジャ・ウッドが嫌いなのか??(笑)
でも5点なんだけどね。
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