[コメント] ウェルカム・トゥ・サラエボ(1997/英)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
《感想》
前線で撮り続ける人々の様々な考えと欲と正義が入り乱れた中での子供引き取りを決断した彼に共感を覚えた!彼の、いち早く銃撃が行われた現場に急行し、スクープ映像を量産して生き甲斐を見いだしていた姿が一人の少年の言葉によって人間に返った瞬間は見ていてハッとした。さらに殺しを経験した元ドライバーの思想の変貌ぶりや日に日に酷くなっていく現状を目の前にして自らも考えが変わったことに気づいているとこがまたまたハッとして良い!
で、子供達が逃げまどう姿や、セルビア兵によって連れ去られる子供達を見ると、もうテレビの前でどうしようもなくなり怒りをどこにぶつけたらいいのか?と怒りに怒りまくって見ていた。そして見終わったあとに、ぶつけるエネルギーは戦争なき未来の構築の為に投入していかないといけないと強く感じ、世の中を変えるのに必要なのはこの気持ちを忘れない事だと思った。
《蛇足》
武器商人を儲けさせる為に、武器商人の在庫処分の為に犠牲になったと言っても過言ではないだろう&十四番目の危険な国という事自体狂っている!ユダヤ人大量無差別虐殺も最初は見て見ぬ振りをしていたのだ。東ティモールでの虐殺やルワンダでのフツ族によるツチ族大量虐殺、そして最近ではジェニンでの虐殺などを米国主導で見て見ぬ振りをしていいのだろうか?
米国は1998年からの非公式政策でイスラエルに対し軍事援助を年間6000万ドルずつ引き上げる事をはじめた。そしてこの政策を2008年まで継続し、従来年間18億ドルの軍事援助が24億ドルに達するとしたのだ。クリントン政権交代間近の2001年1月に下したものだ。(チョムスキーの言葉引用)
2002/7/1
(評価:)
投票
| このコメントを気に入った人達 (4 人) | [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。