■その答えは「５」 ■もしくは「７」だと私は考えるのですが。 ■それぞれ違う理由から導かれる答えだけど。 ■でも、なんで「８」なの？ ■

　これを他人に出題し、「私を見れば」とヒントを出したらたら、自分で気づいた。

　人間は目が二つ有るからかっ！！

　要するにステレオグラムの原理の逆ね。 　両目の視線を出題者の顔に合わせながら、手の在る辺りを見たならば、手が二重に見えて８本と。映画の二次元映像で再現して見せても全然気づかなかったよ(汗)。

　出題者の顔　と　解答者の視点　と　手の位置。

　医者　と　患者の心　と　患部(病気)。

　右目と左眼。医学知識とユーモア。どちらが欠けても真実は見えない。

　それを比喩的に表していたのね。

　■答えが８本である距離■ 　それは、医者と患者の病気との距離が共に等しく、お互いがお互いの顔を…心を見ている状態で、初めて成立するのだ。 　上手いっ！　…ていうか、鈍いぞ自分。

　■ちなみに誤解の答えに対する理由は下記■ 「５」出題者の目からはこの本数見える。だとするとヒントは「私が見たら」になる。 「７」のび太＠ドラえもん「ヤマタノオロチ？　どうして？七股の大蛇じゃないの？！」

　…私の心は片目でした。

　●

　…と、瑣末な事だけ書いてますけど、それだけの作品だと思ってるわけじゃありませんヨ。 　けど、今の私には上手く言えませんです。いい映画です。 　でも、殺さなくても…。 　クライマックスの畳み掛ける弁舌の部分も、論理構造がイマイチ空滑りにも聞こえたけど、引用された言葉の意味を私がきちんと知ってないからなのか。 　いや、論理的にヤり込めるのでなく、情熱で訴え−心に響いたという因果関係を強調するため、論理性をあえて欠いたと受け取るのが正しいのかもしれない。