[コメント] 勝手にしやがれ(1959/仏)
映像編集の技量など今見ても見劣りしないし(かと言って、目新しくなるモノでもないが)、教材映画になるのも理解出来る。だが、何が嫌かと言えば、セリフにしろ音楽にしろ、ゴダールの趣味全て。こればかりはもはや賞味期限切れかと。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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今の人がこれをいきなり見ても、車を盗みたくも警官を殺したくもならないでしょう?少なくとも自分に関してはハッキリそう断言出来る。この映画はそういう「輝き」だったんじゃないかと思っているんですが・・・。30〜40年も過ぎてその「輝き」を見ろというのは無理難題。気ままな犯罪・気ままな恋愛・気ままな破滅であって、そこに何か共感し得る「焦燥感」や「疎外感」のような普遍的感情がある訳でも無いし、良くも悪くも賞味期限付きの「気分」な映画だったんじゃないだろうかと思える。全く面白く無かったです。
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