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[コメント] アンドリューNDR114(1999/米)

自我を持ってしまったロボットは人間になりたがるのか。そんなのは人間様の優越感を満足させるための幻想。
mal

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







死ぬから人間なのでもない。限りがあっても生を、与えられた全てを謳歌するから人間の人生は素晴らしいのだ。想像するに、意識を持つに至ったロボットがもしいたら、たとえ彼が人間に恋をしたとしても、人間の一員になろうとするよりも、ロボットとしての生の謳歌のしかたを模索するのではないかと思う。生きながらえることで、愛する者の死に繰り返し耐えなければならない寂しさは理解できるが、アンドリューは、愛する者を失うつらさを熟知しているはずなのに、自分が愛する相手にそのつらさを与えているにすぎない。

とか理屈こねて激怒するほどの作品でもなかったという意味を込めて、1点ではなくあえて2点。

(評価:★2)

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