[コメント] EUREKA(2000/日)
絶賛しなければ時代の空気から取り残される。そんな恐怖感を持ち続けた3時間37分。
閉ざされた闇からの脱出。
ヨーロッパの批評家たちが喜びそうなエッセンスが散りばめられている。撮影に、多くを語らない演技に、そして批評の余地を残してくれる結論をださない脚本に。
若くして、クロサワ亡き後の「新天皇」の座に駆け上っていくアオヤマに最早、誰も批評なぞ出来ようも無い。
えっ、正直にコメントしろって?
正直、辛かったです。上映中は常に恐怖感に襲われていました。その恐怖感とは、いずれここにコメントを書くであろう時、自分がどんな酷い罵倒の言葉を書いてしまうのか。そしてその結果、他のコメンテーターたちからヒンシュクをかうんだろうなぁという事でした。
あぁ、やはり私はただの「娯楽映画」程度しか楽しめない2流市民なのか?
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