[コメント] 男性・女性(1966/仏)
真っ当な青春映画。〔3.5〕
真っ当な青春映画。何故なら映画に映し出される彼、彼女らはまさしく青春期を生きている者たちだから。
「語られたこと」ではなく、「語ること」にこそキャメラを向ける。それだけのことをしているだけ。誰が語ったのか分からない「語られたこと」に映画を騙り取らせないこと。それは映画に於いて「語ること」に自覚的な倫理的誠実さでもある。彼、彼女らの振る舞いや言葉に素直に耳目を傾ければよいだけ。
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