[コメント] 第三の男(1949/英)
あの音楽とラストシーンの意味は見てみないとわかりましぇーん。
あっああっ!こういうラストシーンを皆さんと共有できることを幸せに思います。
カメラの妙味、脚本の妙味、オーソン・ウェルズの妙味、いずれも今現在の映画で一編に共有できることなどありません。紛れもなくこれはオーソン・ウェルズの映画なのであります。
最後のクライマックスで下水道で追いかけごっこが続きますが、この水、そしてカメラの視点そして最後、あっああっこんなに美しい映画があったなんて、もう感動ものです。
そしてラスト。この並木道。葬式から帰る女。それを見送る男。全く関係のない者同士がここですれ違う。見送る男の姿の美しいこと。そしてこのながーいエンディング。見事!見事です。
それにしてもキャロル・リードワークスの脈絡のなさはとてつもないもの。
『墜ちた偶像』と『オリバー』の狭間に作られたこの作品の価値ははかりしれないものがあります。
そして勿論オーソン・ウェルズも。
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