[コメント] お熱いのがお好き(1959/米)
終始オアズケ状態の絶妙なシチュエーション。艶笑万歳!(ついでに)インモラル万歳!
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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よ〜く考えると下品で俗な笑い満載。しかしこうもテクニックを総動員して責め立てられると、しまいにゃ白旗揚げてこう言うしかない。さらには画面も笑いもケバケバしいトコロを、白黒画面でパッケージングすることでカバーしてしまうセンスの良さには脱帽。こういう白黒の使い方もあるのかぁ、と感心するばかり。
アイディアを一つずつ挙げるとキリがないのだけど、一番象徴的だなぁと思ったのは、バックギアで船へ向かうクダリ。ギアを掛け間違えて進行しているようにしか見えないのに、知らぬ間に行き着くトコロに辿り着いている恋の行方。まさにいろいろな意味でアクロバティックなハッピーエンド(笑)。
キャスティングも絶妙。マリリンを単なるセックスアピール的な存在から、「可愛いおバカさん」という新たな(というか、より本質に近い)魅力を定着させた功績は、やはり大きい。[4.5点]
(2002/9/22 再見)
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