俺の感動というダイナマイトの導火線は長いはずなのに一気に爆発！！テメーら様のセリフ聞いてたら貨幣経済がバカらしくなっちゃうよ。テメーら様の痺れるセリフと勇気ある行動は俺のダイナマイトなハートまで革命を起こしやがったぜ！見終わった後、世の中「金」だけじゃないんだよ、と言う事を再認識させてくれる男の一世一代の生き様ダイナマイト花火の破片は感動を突き破った！！ダイナマイトミュージックにも腰が砕けたぜ！センキュー！

…と、ここまで言っておいて、ダイナマイトボディの女の子が革命メンバーに追加して欲しかったです。はい。

《内容》＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

しかし、ラストは驚いた。何がって、マロリー（ジェームズ・コバーン様 ）の自爆で生じた光と爆煙。その爆発の美しさは勿論、色を出す事で他の爆発シーンの爆煙と差別化している印象を受け、「光」と「闇」のバランスがとれた完璧な構図は美しさのあまり言葉を失った。

ラストの上に昇っていく爆煙、「光」が左端に少し光っている程度。「これが革命に命を捧げた男の生き様なのよ」と言わんばかりの「光」。その「光」は謙遜しながらも人の心をつかんで離さない「光」だった。そしてその「光」は徐々に黒い煙に消されていく。

その意味は恐らく、革命家の存在が豊かになることで一般市民の頭の中からは薄れていく、又は革命に携わる事の代償の無さを意味しているのであろう。その伏線は序盤の「金」を盗まないで人を助けたところと、二人で食い止めようとした橋爆破にあると思われる。

2002/8/23