以前からシネスケでの評判を聞いているうちに苦手な”アニメ”だけれど借りる気になる。食わず嫌いは改めないとね。ＴＳＵ○ＡＹＡに通うが、５本以上置いてあるのに常に貸し出し中。ようやく本日ゲット出来て息子と２人で鑑賞（息子いたのか！？・・娘もいたりする）。実は初めて観る「クレヨンしんちゃん」。

これほど観た後も引きずる映画は久々。良い意味で。

世代的に万博などに懐かしさを感じる事が出来ないが、後半が良い。ヒロシが大人へと戻るシーンと、しんちゃんが階段を必死に登って行くシーン、大人帝国のボスが恋人と自殺しようとするシーン。これだけでも、もうヤラレタ！！　　ヒロシの回想シーンではやはり自分自身と自分の家族の歴史が重なって見えてくるので、涙をこらえるのに必死！　そしてしんちゃんが必死で階段を登り足にしがみつくシーンでは、つくづく”しんちゃん＝自分の息子”だ、と思えた。

しかし隣で座って観ている息子（４歳）には一体どこまで分かっているのか分からない。一番反応していたのはバスの上からしんちゃんがチー・・とやるシーンと、タワーの上でしんちゃんのパンツが脱げたシーン（笑）。かなりのウケ様で、こんなにウケている息子を見たことがない程。しかも、その後思い出し笑いまでしている・・・そこまでウケるとは・・・これで真似されたらすごく面倒だ（笑）。やはりわたし的には息子に見せるのやめよう、と思う。ははは（汗）。　　大体、これは大人向けの映画ですわー。息子にはあと２、３０年したらもう一度観て、と言いたい。

それはさておき、自信と希望と勇気をしっかりと感じさせてくれたこの映画に愛情を感じずにはいられなかった。ありがとう。