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[コメント] 少女娼婦 けものみち(1980/日)
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★4神代辰巳の『赫い髪の女』に続く日活ロマン。これも傑作だ。この時期の神代の好調ぶりがよく分かる。お得意のシーケンスショットとアフレコを基本とする演出。 [review] (ゑぎ)[投票]
★4ミゾグチ系列のポップな画面に神代の鬼畜ぶりが噴出する。1980年に撮られるには余りにも時代遅れの異様さ。場末の焼肉屋で隣のヤクザに説教されたような。 [review] (寒山拾得)[投票]
★2少女が男を乗り変えるに際してのスッタモンダを持って回った観念劇エッセンスで修飾して可愛げが無い。加えて、母親との関係描写がでてくると益々何が何だか解んない世界で、煙に巻く寺山なら未だしも神代では見てられない。虚無的な内田は良い。 (けにろん)[投票]
★2岸田理生が描こうとした、子を身ごもるという事実が、誰が父親であるかという真実よりも優先するという雌としての女の生理が、神代辰巳の映画の解体という作業で本来先鋭化すべきところ逆に母親と娘の関係性の中に埋没している。 (ぽんしゅう)[投票]