[コメント] GO(2001/日)
面白かった。でも何にも残らなかった。この空白感は何だろう。限りなく透明に近い3点。
私の青春時代は暗かった。彼女も親友もいなかった。この映画は私にとっては在りえない世界だ。単なるトレンディードラマの世界だ。主人公とヒロインのあの喋り方は私には出来ない。でも若い人達はきっとするだろうし、しているだろう。あの喋り方が出来なければ、青春は、全てが暗いのだ。
窪塚洋介は差別する。窪塚洋介に近づけない私を「ダッセー」と言って差別する。萩原聖人が警察官をやっている世界だ。ここでは在日問題さえトレンディーな問題になってしまう。まるで酒井法子が手話をしているように美しい悲劇だ。あらゆる問題が暗転して、好転する。柴咲コウも私にはパンツを見せない。
これ以上愚痴るのは止めよう。今私は人並みに幸せだ。だからこんな映画でも楽しんで観れる。事実楽しんで観れた。この映画は面白い。だからなおさら距離を置きたくなる。この映画は青春映画だが、私の青春映画に窪塚洋介は出てこない。
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