[コメント] ボウリング・フォー・コロンバイン(2002/カナダ=米)
「ただのアホでマヌケ」でないアメリカ人もいたのだ。
切り口のおもしろさや見せ方の巧みさで、興味深く見ることができました。
私がアメリカ人に対して抱いていたイメージは、「わかりやすい人たち」だということです。もちろん、偏見であることは百も承知でしたが、いろいろなムーブメントに対して、とにかく「右へ倣え」のあの国民性は何なのよ?お安い学園ドラマを見ただけで、「わかったような気になれる」国、それが私にとってのアメリカでした。
ムーアが映画の中で言っているようなことを、日本で既に言っていた人もいたはずです。が、アメリカ人であるムーアが、あの国の中で、自分自身の感覚でそれに気づいたというのは、貴重な事実だと思います。
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