[コメント] さすらいのカウボーイ(1971/米)
映画史の狭間に埋もれてしまった名作。始めから終わりまで漂う破滅の哀しみが胸を打つ。
印象的な川釣りのオープニング。
3人でのロードムービーを予期させながら、期待を裏切っていく作劇展開。
無骨だが生々しい銃撃戦。
性愛に関するリアリズム。
神憑ったクオリティで全てのカットが決まり、重なる楽曲が切なさを被せていく。
静止画のディゾルブによる接ぎは良し悪しだが、独特の個性になっている。
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