もっと"お涙ちょうだい"な映画かと思ってました。また、主演女優はもっと"めちゃかわいい(or きれい)"のかと(つまり、アイドル映画的なのか、と)。

そのくらいの前知識しかなくてみてなくて、あとはタイトル (my Life without me) と、劇場に入る前のポスターでの"10のリスト"。

1. Tell my daughters I love them several times a day.

2. Find Don a new wife who the girls like.

3. Record birhday message for girls for every year unil they're 18.

4. Go to Whaleday Beach together and have a big picnic.

5. Smoke and drink as much as I want.

6. Say what I'm thiking.

7. Make love with other men to see what it is like.

8. Make someone fall in love with me.

9. Go and see Dad in jail.

10. Get some false nails (and do something with my hair).

自分としては、どれも気持ちはわかる。自分の夫を大切に思ってると2の様なことは願ってしまうだろうし(でも実際そうはいかないと思う。自分が死に赴いていても嫉妬してしまうと思う)、「初めてのキスの相手と結婚し子供ももうけた」のだとしたら、7(to see what it is likeが重要なんだと思う)も、当然だと思う。「初めて」の頃、他の人とはどんなだろう? と思ったことはありませんでしたか? 倫理的にどうか、というのは、おいておいて、興味とかそういうレベルで。

10すべてのことは、結局は自分のために行われたんだと感じる。どれも「子供のため」や、「夫のため」じゃなくて、自分のため。彼らのために何か残したかったわけじゃない。自分がしたいと思ったことをやった。悪く言うと自己満足。けど、それでもいいじゃない? いままで「my life without me」だったし、ちょっと先の未来も「my life without me」だし。いまだけでも「my life for myself」でも。

なんだか、「倫理的」とかはどうだかわからないけど、そういう壁や習慣とかをのりこえるのって、案外大変だと思う。言い方はちょっと変だけど、命かけてやるもんなのかもなぁ、と見終わって、かなり経ってから思ったのでありました。