[コメント] ベッカムに恋して(2002/英=独)
「スポーツスパイスにだけ恋人がいないのよ!」などの小ネタにも笑うしサッカーを通した少女のビルドゥングスロマンとしても十分に楽しめたが、やはり圧巻は豪華絢爛色香濃厚大騒響音華美華麗なイケイケ曼陀羅結婚式ではないかと。
そこに凝縮され爆発したインド系英国人監督の意地やプライドのようなものこそを、私は最も買いたいとさえ思う。
また、母を代表する<旧思想>とヒロインの<新思想>のあいだに、姉の、現実に即した上での<中間的なイイとこ取り思想>が入っているのも(映画として)バランスがとれていてよいなぁと。
彼女の存在があったからこそ安易な新旧二極対立ドラマにはならなかったわけで、そこにいっそう「ああ、インドだー。」を感じたとでも言うか。
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