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[コメント] 純子引退記念映画 関東緋桜一家(1972/日)

錚々たる面々は皆“善人”。受けて立つ“大悪党”を遠藤辰雄がほぼ一人で引き受けているところが凄かった。健さんと純子に切り刻まれて遂げる最期は、なぜかうらやましい。再見5点up80/100
G31

役者陣はもちろん、スタッフまで含めて東映任侠路線にかかわったオールスターが勢揃い。マキノ雅弘にとっても最後の映画になったようだが、それらの一人一人にきちんと見せ場を用意した笠原和夫の脚本が職人芸的に素晴らしい。その分お話自体はどこで切っても落ちになる落語の『道具屋』状態になってるけど・・・・。さらに言えば、この後もしばらくは続くようだが、東映任侠シリーズとしても終末感を漂わせるテイストがありあり・・・・。★一つupの理由は、やっぱ”藤”純子引退記念だから。そんなんでいいのかしら?03/01/17再見

(評価:★4)

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