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純子引退記念映画 関東緋桜一家 (1972/)

製作岡田茂
監督マキノ雅弘
脚本笠原和夫
撮影わし尾元也
美術富田治郎
音楽木下忠司
出演藤純子 / 高倉健 / 鶴田浩二 / 若山富三郎 / 菅原文太 / 片岡千恵蔵 / 嵐寛寿郎 / 遠藤辰雄 / 待田京介 / 伊吹吾郎 / 名和宏 / 天津敏 / 藤山寛美 / 山城新伍 / 長門裕之 / 南田洋子 / 金子信雄 / 八名信夫 / 川谷拓三 / 渡瀬恒彦
あらすじ明治末、東京は柳橋の火消し一家の河岸政(水島道太郎)の娘、鶴次(藤純子)は美貌と講釈師の東風斉呑竜(若山冨三郎)直伝の剣術で評判の芸者であったが、将来を誓った組頭、信三(高倉健)が暴漢を殺めて蓄電し寂しき日々を送るのであった。折しも、柳橋で新興勢力たる警官崩れの博徒、鬼鉄(遠藤辰雄)が土地のやくざ新堀一家の親分、辰之助(嵐寛寿郎)の病状悪化を機に一家代貸の常吉(名和宏)と結託し悪道の限りを尽くすのであったが…。藤純子出演90作目にして引退作。71年キネマ旬報主演女優賞が功労の意を含め贈られた。 (けにろん)[投票]
Comments
全6 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5藤純子の結婚引退の為に用意された大舞台。同時に任侠映画ブームの幕引きを決定づけた本作。使い古された脚本は痛ましいが、やはりスタンディングオベイションの★5! [review] (sawa:38)[投票(3)]
★4錚々たる面々は皆“善人”。受けて立つ“大悪党”を遠藤辰雄がほぼ一人で引き受けているところが凄かった。健さんと純子に切り刻まれて遂げる最期は、なぜかうらやましい。再見5点up80/100 [review] (G31)[投票(3)]
★4ストーリーが2転3転するのはオールスターキャストのためやむをえないことである。なんせ純子引退記念映画である。 [review] (ハム)[投票(1)]
★4純子さよなら!あっぱれ純子! 個人的には常連・山本麟一さんもメンバーに入れて欲しかった気がする、それじゃ脚本が大変か・・・。あと、大事なところで中抜けする文太の扱いがちと悲しい。 (worianne)[投票(1)]
★4藤純子引退の花道に用意された作品だけあって、東映オールスターキャスト。それ故に各々に見せ場を作らなきゃいけなくて話が二転三転するが、ブレずにちゃんと映画としてまとまってるのはベテラン・マキノ雅弘の手腕による物。['07.8.15ラピュタ阿佐ヶ谷] [review] (直人)[投票]
★3「引退記念映画」と銘打つからには頭からケツまで純子べったりであるべきなのに、いつしか比重は健さん鶴田の毎度の渡世の義理の世界へ。恩人マキノを立てた為『緋牡丹博徒』で花道を飾れなかったのが気の毒だが復帰したんだしええか…。 (けにろん)[投票(3)]
Ratings
5点1人*
4点5人*****
3点4人****
2点1人*
1点0人
11人平均 ★3.5(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
巨匠の遺作に名作なし? (ペペロンチーノ)[投票(37)]花の名前 (tredair)[投票(12)]
破滅のメカニズム 脚本家・笠原和夫の世界 (町田)[投票(6)]お命戴きます その女、藤純子 (町田)[投票(4)]
文太の「せ・な・か」! (worianne)[投票(2)]
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