[コメント] めぐりあう時間たち(2002/米)
メリルだけ‥‥ズルい。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ニコールはもともと特殊メイクしてるようなものだけど、演技と相まってすごく引き込まれた。衣装もよかったよね。 そしてジュリアンは相変わらず。まったくの個人的な印象なのだけど彼女が熱演すればするほど可笑しさが増すんですよ。ホントにまったくの偏見です。だからそういう彼女が特殊メイクでメリルの年上として対面してる(ように見える)シーンはやはりクスリとしてしまう。 まあメリルもどちらかというと可笑しさを感じる人です。もちろん今作もとてもよい演技をしていると感じましたが、せっかくだからメリルに若返らせるとかしてくれたらもっと‥。
さておき、これら時間たちに通底しているのは同性愛のとらわれ方でしょう。それによる自己否定、肯定、そして逃避。この作品をただ女性の映画ととらえるのは違うでしょうね。そしてその苦悩はいろんなものに置き換えることもできる。異なる時間、時代と価値観を描きつつ3人の抱える苦悩を静かに描いた、余韻の残る良作。
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