[コメント] モンスーン・ウェディング(2001/インド=米=仏=伊)
マリーゴールドのココロ。なんか、すべてが、うたのようです。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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花吹雪とハンパでないモンスーンと、踊る阿呆たち。とりあえずこれでいいの、と、すべてを水に流す勢いがある祝典が結婚式。
その水はゆるゆる流れてガンジス河となり、すべてを飲み込んで海に注いでゆく。たゆたう水は強い。
それにしても、さすが悠久の時が流れるインド。
しかしインディア・ミーツ・ウェスト。
いつもなら 22 個くらいのテーマをひとつの映画に盛り込むところ、ちゃんと選抜してあって、しかもそのテーマのひとつひとつが(カースト制度あり、不倫あり、ペドフィリアありと、冷静に見てみると)濃いい濃いい。
しかし。さすがウェディング・プランナーだけあってドーベイは演出方法を知っている。ローソクの明かりに囲まれて、マリーゴールドのココロを抱えてチンマリ座っているその姿をみたら、陥落しない人などあろうか。(いや、ないだろう)
堰を切ったようにわたくしの涙が。あああああ。
テレかくしするしかないのだ。踊らなソンソン。
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