[コメント] 黄金の腕(1955/米)
女房には騙され続けるわ、麻薬ディラーの甘い囁きに乗っちゃうわ、この男は「黄金の腕」というより「黄金のカモ」ですね。
フランク・シナトラが七転八倒して麻薬中毒の主人公を大熱演しているが、最大の功労者は間違いなく音楽を担当したエルマー・バーンスタイン。 襲ってくる禁断症状の波を、煽り立てるかのような絶妙のスコアをつけている。
主人公の妻がいつも持っているホイッスル。気分が高ぶると、そのホイッスルを吹き鳴らす。彼女の病的な性格を表現する上手い小道具の使い方だと思う。
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