[コメント] 江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者(1976/日)
サディストがサディストを呼びよせ、互いに触発しながら自然の悪意である大地震の内へと昇華するという田中登の美学が生んだ壮大な悪徳ロマンス。森勝によって狭く切り取られた室内の息苦しさから破滅へと導かれる解放がさらなる不穏をかきたてる。
(ぽんしゅう)
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