[コメント] 大地の子守歌(1976/日)
少女というのは、世間から不良と呼ばれようが、我が身を売る境遇に落ちようが、どこかに特有の軽やかさの残滓が見えるものだ。呪うような声音で、力のみを信じて生きる重い少女おりん。原田美枝子の持つ特異な重量感なしにこの作品は成立しなかっただろう。
(ぽんしゅう)
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