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[コメント] 美貌に罪あり(1959/日)

台頭する小作と都市化に追われる地主、家元制度の壁にたじろぐ新進舞踏家、愛と献身に生きる姉と土から空へ飛翔をこころみる妹、それを見守る硬軟の青年花職人たち、もの言わぬ純愛少女。これだけの時代の群像をわずか90分に折り込んで過不足なしの完成度。
ぽんしゅう

さらに増村保造の制度を見つめるいつものシニカルな視点を望むのは、欲張りすぎでしょう。

勝新太郎山本富士子、さらに杉村春子の凛々しくも華麗な舞が印象的です。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (3 人)3819695[*] 町田[*] ボイス母[*]

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