ネタバレってこれに関してはないと思いますが。傑作と駄作にメタバレなし。キンキラ豪華絢爛のレビューでした。昔の本歌どりが次々登場、私のようなオヤジはうれしい。エルトンジョンなんて最近聞かなかったので懐かしいわ。ディズニーミュージカル実写版のような作りと思いました。

ユアン・マクレガーいいですねえ。お相手は始めシャロンストーンかと思ったら、これが奥様は魔女のサマンサだったりして。でも後半になってよく見ると、トム・クルーズと映画に出ていたなあと思って、ニコール・キッドマンだとわかりました。今度はユアン・マクレガーたぶらかしてるのか。その程度にしか役者の顔と名前がわかんないのです。恥ずかしげもなく、このサイトに顔出しているのも年の功ってことでご容赦願います。

前半派手派手にやって後半劇中劇のドラマ進行で構成するあたりうまいです。でもなんといっても、歌と選曲です。サウンド・オブ・ミュージックは名曲とあらためて思った。love is many sprended things　とか、耳憶えたセリフ満載と歌詞でいい感じよ。

でもこれは、私が思っているヨーロッパ世紀末とは違うんじゃないか、って印象が強い。ロートレックだってああいう人じゃないと思います。海外行ったことないから自信ないけど。デカダンとディズニー（と勝手に決めてる）は合わないと思います。

試写会で見ました。９５％が女性客でした。ヒットするといいですね。