[コメント] 嫌われ松子の一生(2006/日)
豪華絢爛・きら星のような俳優さんたちの存在感でおなか一杯。
中谷さんの健闘に拍手。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
数奇な運命をたどった松子の一生を通じて語られたのは「普通の幸せ」
人生の歯車が少し欠けただけで、こうも波瀾万丈の世界が待っているとは。 ミュージカルの持つ明るさと劇中歌のパワーと演技者のオーラで、陰惨さ一杯に描かれるはずの人間模様が、あら不思議、鳥は飛ぶはバラは咲くわの脳天気なコメディになるなんて。
瑛太くんによって醸し出された雰囲気に救われつつもラストのメッセージ、 「おかえり」「ただいま」の言葉によって魂の救済を得た松子。 観客の魂をも浄化してくれたのではなかろうか?
少々長いとは感じたが、見ている間中幸福感に包んでくれる中島監督の世界は、 この次どんなんだろう、と期待せずにはおれない。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (4 人) | [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。