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[コメント] リベラ・メ(2000/韓国)

サッカーW杯でも、映画でも韓国に水を開けられた。
アルシュ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







97年の国家破産の経済危機を乗り越え、IT技術でもスポーツでも自信を付けてきたのがこの韓国だ。過去の植民地支配によりライバル視をしていた日本を凌いだという事が、今回のサッカーW杯で実感したことだろう。

トルコ戦に負けた宮城スタジアムの造りが日本の浮沈を左右していたかもしれないと思うと、まことに口惜しい。

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さて、本作でも韓国映画文化の勢いを大いに感じさせられた。今の日本には作りえない”本気”なハリウッド・クラスの逸品だ。

犯人の心理描写が浅く、どうして放火魔になったのかという点に欲求不満を覚えるし、火災現場の場面に繋がりが無い点などを考え観ても、4点では如何なものかと思ったが、

・現場へ駆けつける消防士へエールを贈る一般市民の描写。

・家族との休暇を返上して、

 「クリスマスなのにご馳走も、プレゼントも出来ず、すまない。パパは消防士だから」

 と現場に駆けつける。

・そして病院の医師には、

 「俺は消防士だから」

 と自身の職業に魂を捧げるシーンに、頬を伝う熱いなみだ、ナミダ、涙。

弱いんだよ、俺はこういう”ソウル”フルな描写に。

えっ、舞台はプサン市だって?・・・われを救い賜え(笑)

(評価:★4)

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