完璧な昭和ウルトラ世代（リアルタイムでは新マンから）の俺としてはグっとくる展開この上ない。東光太郎が出なかったのは残念だが、ハヤタ・ダン・郷・北斗の個人的に一番思い入れのある４人が平成ウルトラ大ピンチのクライマックスで横並びで一斉に変身するシーンには感涙してしまった。でもアキちゃんいっつもいっつも病床で可哀想・・・（グドン＆ツインテールの時やナックル＆ブラックキングの時を参照）。でもこういう昭和ウルトラ世代への目配せがうれしいね。また、帆船日本丸を反重力ナントカでウルトラの☆へいざ出発！という横浜を生かしきった突拍子もないラストには、若干唖然としつつも肯定せざるを得ないおバカパワーを感じたね。こりゃいいや！ウルトラのお祭りってことにしてね。

うちの５才の子供もウルトラマン大好きっ子で、まあこれはある時俺が昔買い揃えたウルトラセブンのＶＩＤＥＯを見せたのがきっかけで、そこから昭和ウルトラを一緒になって観まくり（これが懐かしいし、話も意外におもろい）今はちょうどタロウをコンプリートしようかというところ。だもんで平成ウルトラはまだこれからだ。その前にＱも見せておきたいし。でも平成ウルトラを殆ど見たことない俺でも本作は十分面白かったし、うちの子供も大満足のようだった。うん、平成はやっぱティガから観よう。

しかし、鑑賞後、息子の疑問に苦笑いしてしまった。「ねえパパ、なんでハヤタとか郷とか北斗とかいつもよりなんか変な顔だったの？」

う〜ん、なかなか回答が難しい。夢を崩していいものかどうか・・・