[コメント] 運動靴と赤い金魚(1997/イラン)
花や木、掃除した部屋に差し込む西陽、虫や動物、子供と見つめ合う瞬間に愛の空気を感じる。そんな一瞬を捉えた美しさがこの映画の魅力。彼らがエアジョーダンが数万円と聞いたら…もっと中東を学びたい。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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お父さんが庭師の仕事でピンポン、緊張しちゃってマゴマゴしていた所に 「いたずらか？この野郎！」とインターンホン越しに怒られて どうしていいか判らなくて逃げ出すシーンとか、
またアタフタしていたら子供に
「庭師です…木の消毒をします」と言って助けられ、
「お、お前、やるなぁ」と素直にお父さんが認めたり（笑）微笑ましい��
その後自転車のブレーキが壊れて「うわああぁ〜〜〜」って所とかね。とっても楽しかった。
物より思い出とは良く言ったもんで、あの瞬間を思い出せるって絶対幸せだもんなぁ。
ただイランの情勢はあまり詳しくないが、 それが笑い話になるのは、日本を含むいわゆる先進国だけなのかしら…。 こっちは靴などの物質は絶対手に入るが、あちらでは深刻な問題だろうし…。
＿＿＿知り合いのイラン国籍（気持ちは日本人）のアミールさんは、 あの少年同様、眉毛が繋がっていて、心の底から優しかった。
アミールが仕送りしていたので裕福だった家族だが、イランは本当に貧富の差が激しいと言っていた。 イランが情勢不安定となり、国に残した奥さんとお母さんが心配で出稼ぎを終えて国に帰っていったアミールさん、元気かなぁ…。
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